Les Parapluies de Cherbourg先日、僕の大好きな映画「シェルブールの雨傘」のデジタルリマスター版を観る機会があった。何度も見たことがある映画なのに、そのときこれまで一度も気に留めなかったある事実に気が付いた。映画の中にやたらと自転車が登場するのだ。1950年代後半という時代背景もあるけど、それにしても自転車が単なる小道具以上の存在感を放っている。監督のジャック・ドゥミが生きていたらこう聞いてみたい、「君は自転車がそんなに好きだったのか?」と。

そんな話をヴェロクラブ一の紳士K氏に話したら、彼はこの映画で至高の音楽を創造した作曲家ミシェル・ルグランのファンだという。僕もルグランの大ファンである。だったら、ヴェロクラブで「シェルブールの雨傘」の鑑賞会を開くしかないよな。自転車とルグランがここで繋がった。:-)

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